ちょっと賢く見せたい!社会人3年目のタナカが教える「名刺のい・ろ・は」

2016年の業務がスタート!
皆さん、こんにちは。社会人3年目の営業部所属のタナカと申します。
今後、数回にわたって『名刺(交換)』をテーマに、日々の営業活動において疑問に感じた点について寄稿していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
それでは、早速本題に入っていきたいと思います!

名刺交換の本来の目的とは

社会人になると、誰もが当たり前のように行う他企業の方などとの名刺交換ですが、下記について、考えたことありますか。
「なぜ名刺交換をするのか」
「名刺交換することによって、どのような影響があるのか」

そもそも、名刺交換は「連絡をお互いに取り合う」目的のために個人情報をやりとりするもので、この目的の範囲内であれば名刺交換時に「個人情報の利用目的の通知」する必要はありません。
しかし、それ以外のDM発送等を行なう場合は「目的外利用」とみなされ、新たな同意を得る必要がでてきます。

名刺交換=メール送信のパーミッション!?

そのため、通常の営業活動や展示会などで名刺交換を行う場合は、前述のことを考慮し、名刺や配布するノベルティーに「業務上の利用目的(例:メールマガジン、DM)」を記載したシールなどを貼ったほうが安全策といえます。
ちなみに、記載がある上で名刺交換した場合は、明記した利用目的に即したことに使用することを許可されたと同意となります。

個人情報保護法と個人情報保護方針

「個人情報保護法」には収集した個人情報の利用目的の通知を行うことが義務付けられており、その旨を名刺や交換時に配布するノベルティなどにその旨が記載されていれば、その範囲内で使用することは問題ありません。
パーミッション(許可・拒否)については、そもそも法の定めがないため、アンケート等を実施する場合については、各企業の個人情報保護方針に則った行為となります。


いかがでしたでしょうか。
もちろん知っていて当前のことではありますが、自信をもってスパッと応えられますか?
正直、社会人1年目に経験したことをもとに寄稿してますが、経験しないと見えてこないことも多いなと改めて感じています。

仮に、後輩などにこうしたことを質問された際、スラッーと語れるようになると、如何にも『賢い、できる社会人』に見えてくる…はず!

次回は、『名刺のルーツ』をテーマにお送りします